木需協の概要・主な活動状況
鹿沼地区木材需要拡大協議会
名称・代表者 |
鹿沼地区木材需要拡大協議会 会長 福田弘之 |
事務局の所在地 |
〒322-0026 栃木県鹿沼市茂呂2611番地1
(鹿沼木工団地協同組合内) |
所属団体数 |
15団体 |
当協議会は、木の良さの普及啓発事業や行政機関等への要望活動等を通して、木材の需要拡大に努め、木材関連産業の振興を図ることを目的としています。
本協議会に賛同する団体・個人で組織されており、専門的な事項を対処する木造木質化部会が中心となって活動をしております。
1. 木材の需要拡大を図るため、木の良さの普及啓発事業や木造・木質化の推進支援。
2. 公共事業等の木材使用に関し、安定供給体制等の推進。
3. 公共施設等の木造・木質化を推進するための行政機関等への要望活動。
【活動状況】
鹿沼出会いの森総合公園で「カーバーズミーティングin鹿沼」というチェーンソーカービングをメインにしたイベントを開催。
チェーンソーカーバーで有名な、北海道の木霊光氏、千葉県の宇津昭男氏、地元鹿沼の小林哲二氏の3名を迎えて盛大に開催し、チェーンソーカービングのほか親子木工教室なども実施。
一般の方や、地域の林業関係者、木材や住宅建築の関係者等への参加を呼びかけ、"カーバーと「木」について語ろう"と題して、森林や林業、木材利用、自然環境、地場産材活用などについてのワークショップも開催。
「まちの駅"新・鹿沼宿"」オープン記念イベント
平成23年4月、「まちの駅"新・鹿沼宿"」という観光交流の拠点施設(トイレ休憩や観光案内、物産店、そば店など)が完成しました。木のまち鹿沼にふさわいく、チェーンソーカービングで芭蕉像を作り、彫刻の実演をご覧いただくとともに芭蕉ゆかりの句碑などを見ながら、鹿沼のまちなか歩きを実施しました。
元禄2年(1689年)3月29日、松尾芭蕉は、おくのほそ道の道中、同行の曾良とともに鹿沼に一泊しました。光太寺(西鹿沼)には、"芭蕉の笠塚"があり、芭蕉が光太寺に立ち寄り、笠と草鞋を新しいものに取り替えて日光に向かった折にこれを寺に残していきました。後に芭蕉の死を伝え聞いた寺がこの笠を埋め、塚を作って供養したと言われています。
鹿沼の森"老猿"のふるさと再発見
○東京国立博物館「老猿」見学ツアー 2012年8月26日(日)実施
国指定重要文化財、高村光雲の木彫「老猿」は、鹿沼市のトチノキを彫った巨作です。
明治26年(1893年)のシカゴ万博博覧会出品のために制作されました。鹿沼は「木彫のまち」でもあります。日本の近代彫刻の代表作の素材となったトチノキが本市から切り出されたことは「木のまち」そして「木彫のまち」の市民の誇りとし、されに市外にアピールできる話題です。
○上粕尾"老猿"のふるさと現地確認ツアー 2012年11月23日(金)勤労感謝の日
「鹿沼の森"老猿"のふるさと再発見」の第2弾として、今回は、素材となったトチノキの切り出し場所(孫木といわれる木)を地元の方の案内で確認ツアー(山登り)を実施しました。
光雲が切り出したときの話は「幕末維新懐古談」(岩波文庫)などに詳しく掲載され、地域としても語り継ぎたい話です。
かかし祭り
2012年9月9日〜15日
中・入粟野むらづくり推進協議会(遊の郷)主催のかかし祭りに参加応募。
チェーンソーカービングにて芭蕉像のかかしを制作、設置。
【そのほかの活動】
市制55周年記念イベント 550mベンチギネスに挑戦(ギネスに認定)